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カンボジアで、紙芝居を。
2013年4月12日
出国12日目
2カ国目カンボジアのシェムリアップにいます。
宿の友達がカンボジア孤児院の子供たちに紙芝居を見せにゆく。
なんて素敵なことをするというので、一緒に着いて行くことに。
ほんとに行ってよかった。
美しい唇である為には、美しい言葉を使いなさい。
美しい瞳である為には、他人の美点を探しなさい。
こっちの子供と話していて思い出したオードリーヘップバーンの言葉。
子供たちがどんな言葉を使っていて、何を見てるかはわからないけど、
声が、瞳が、すごい素敵で驚いた。
シャイな子、よく話す子、ウクレレに興味を示す子、
いろんな子がいたけど、みんなほんとに視線に力があって。
例えばバレーボールをしていても、
ひとつのバレーボールを追う、視線が交わるときに出来上がる空気が素敵で、
その空間に、各々がこれまで見てきた物語を、持ち寄る。そんな感覚。
そこで持ち寄られる青空の絵も、
川辺を自転車で駆け上がる絵も、僕は持っていなくて。
そこに持ち寄られる絵の中に、自分の物語を重ねる。どきどき。
学校、トンレサップ湖、遺跡。
それぞれの場所が、そこで見る風景が、出来上がる物語が、
ほんとに素敵な一日やったな。
うん、ほんと。
紙芝居にしたいくらいに。