飛ぶ。咲く。走る。
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惑星間ポジティブバス旅行。

2013年5月2日   

出国32日目
4カ国目ラオスのルアンパバーンにいます。

18時にハノイをでたバスは27時間かけてルアンパバーンに。21時着。
いやいや27時間って。
時間めっちゃあるやん。
映画2本見て本1冊よんで8時間寝ても、まだ12時間くらいある。
めっちゃ暇やし、音楽とか聞いてぼーっとして、ぼーっとして音楽聞いて、寝る。
みたいな過ごし方。

これ、例えばやけど、宇宙のどこかの惑星で、地球って星に住む人間のこと調べよう、みたいなことになって、
じゃあとりあえず誰か一人に密着しよう、ってことでランダムに僕が選ばれて、
どうやら地球では24時間を1単位としてるみたいです、みたいな報告からじゃあ24時間密着してこいみたいな感じで、
昨日から今日にかけての24時間が選ばれたら、とんでもないことなると思うねんな。


・・・
・・・・・

「ただいま戻りました。」
「どうだった?密着の結果報告を頼む。」
「24時間彼はバスの中で、映画を見て本を読んで寝ていました。」
「、、その他は?」
「以上が全てです。私も目を疑いましたが、間違いなく映画を見て本を読んで、、」
「もういい。ということは、彼は、その、24時間もの間、特に学ぶでもなく働くでもなく、、」
「はい、寝ていました。」
「人間というのは勤勉であると聞いていたが、今はそういう過ごし方をするものが多いのか。」
「変化、、ですかね。」
「まあいい、他に報告すべきことは?」
「あ、はい。イヤホンをしていたので、何を聞いているのか確かめたのですが、内容としては
”どんなときもどんなときも僕が僕らしくあるために好きなことは好きと言える気持ち抱きしめてたい。どんなときもどんなときも迷い探し続ける日々が答えになること僕は知ってるから。”という意味合いでした。」
「なんだその内容は。最高に素敵じゃあないか。」
「はい、しばらく聞いていたのですが、否定をすることもあるのですが、そのすぐあとに、”~なんて言わないよ絶対”と、二重否定で肯定を強調することもあるくらいに、ポジティブな内容でした」
「ポジティブな内容、か。」
「そうなんです、彼の行動と、その内容があまりにもつながらないのですが。。」
「もしかすると、」
「もしかすると?」
「これは地球上でのトレーニングではないだろうか。バスに若者を乗せ、ポジティブな内容をイヤホンで聞かせ続ける。その結果、ポジティブに洗脳された若者が、ポジティブな地球を作る。」
「なるほど。」
「よし、早速我が惑星でも採用だ。来年度の修学旅行をすべてポジティブバス旅行に変更するように。」
「はい、早速手配します。」

・・・・・
・・・

みたいな感じでどこかの惑星の修学旅行とかなくなってしまったんじゃないかな、とか。
実はその修学旅行は惑星間旅行で、その移動する様子が地球で言うところの流星群で、来年から流星群がなくなったら僕のせいやな、とか。

いや、そんな顔されるとは思ったけど。
こんなことも考えるって、だって27時間もあるねんもん。

他には日常会話で一番使ってないひらがな考えたり(僕の答えは「ぬ」)、
窓から見えるものを好きか嫌いかでわけたり(だいたい好きやった、雨だけ迷ってる)、
27時間ってバスで過ごすには長いなってのを再確認した。
うん、ほんまに長かった。

なにはともあれ、無事ラオスinしました。すごく楽しみなところ。
しばらくここでゆっくり過ごそかなー。