飛ぶ。咲く。走る。
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何色の屋根を選ぶのだろう。

2013年9月24日   

出国177日目。
18カ国目ポルトガルのリスボンにいます。

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スペインから1泊2日の小旅行くらいの感覚でリスボンへ。
荷物を置いてまず目指したのは、ロカ岬。

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ユーラシア大陸最西端の岬で、
ポルトガルの詩人ルイス・デ・カモンイスの叙事詩の一節
「ここに地終わり海始まる(Onde a terra acaba e o mar começa)」を刻んだ石碑が立っている。

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天気はよくなかったけど、最西端をかみしめながら、ゆるりと。
こういう、大陸最西端とか、そういう端っこがすごい魅力的に感じるのはきっと、
お手軽な達成感が心地よいからなんやろなと思う。
オセロの端っことったらその間もパタパタと自分の色になりました、みたいな。
もちろん錯覚やねんけど、それでも僕はこれからもこの魅力を追いかけていくと思う。笑

そのあと町をぶらぶらと。

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7つの坂の町、と呼ばれるくらい、リスボンは坂道が多くて大変やけど、
その高低差までお洒落に飲み込んでいる感じが、なんだか素敵な、そんな町。

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一両編成の路面電車かわいらしい。

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エッグタルトが有名みたい。美味しい。

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目の前に広がるオレンジ色の町並みを見ながら、ふと、祖母が自分の家のオレンジ色の屋根をすごく気に入っているのを思い出した。
誰かに自分の家の行き方を説明する時、きまって最後に、
「そこの角を曲がって見えるオレンジ色の屋根の家がうちです。」と締めくくっていて。
それを聞きながら子供ながらに祖母はこの屋根が大好きなんやろなと感じていた。

きっと祖母に自分の町を画用紙に描かせたら、きっとオレンジの屋根から描くと思うし、
なんていうかそれはすごく素敵な絵の描き方な気がする。

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パタパタと自分の色を増やしていくよな勝負事、それはそれでどきどきするんだろうけど、
画用紙の真ん中に自分の好きな色をどんと落として、そこから町を描いていく、
その筆を走らせるどきどきには、きっとかなわないんだろうな、と思う。

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僕なら何色の屋根を選ぶのだろう、と少し考えた。
勝ち負けでなく好き嫌いで筆を走らせる、そんな描き方ができるなら何色でも、
そんな曖昧な答えしかまだだせないけど。
どきどきできるよな色を探しに、もう少し端っこまで、歩いていこうかな。

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