飛ぶ。咲く。走る。
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句点で終わり、読点で続ける。

2013年4月29日

出国29日目
3カ国目ベトナムのホイアンにいます。

古都ホイアンは海あり川あり風情ありの素敵ポインツ。

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なにより提灯ブランディングがしっくりきすぎててすごい。きれい。
カメラ片手にパシャパシャとはしゃぐくらいにきれい。

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提灯って、もともとろうそくで明かりを確保していた時代に、
「あ、めっちゃいいこと思いついた!
このろうそくの周りを紙で覆ったら、風で消えへんくてナイスじゃない?
上下さえあけておけば酸素不足で火が消えへんし!わーすごいすごい!!」
みたいな感じでできた文化みたいで。

だから、中に電球をいれて使ってる今の提灯に、
当時のような、めっちゃいいこと思いついた感は、あまりなくて。
もちろんきれいやし、見た目的な違いはあまりないんやけど。

結果的にきれいに見えた、昔の提灯と比べて、
きれいであることを狙ってつくられている、今の提灯は、
プラネタリウムに星を見に行く時みたいな違和感があって。
確かにそれはそれで素敵で今回もパシャパシャとはしゃいで写真も撮ったわけやけど。笑

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曇っていて星が見えないかもしれない。
風でろうそくが消えてしまうかもしれない。
そういう危うさのようなもののもつ魅力って、やっぱり僕はあると思う。

僕らにとって明日は平等に不確定で、確信をもって歩ける道ばかりじゃなくて。
だから、時にはろうそくの炎のように決意が揺らぐ日もあるけれど。

それでも怯えず、前に歩いて行く人がが魅力的なのは、
「ろうそくが消えてしまうかもしれない、それでも」
と危うさの先に読点で続ける意志があるからなんじゃないかな。

思いを灯す。
危うさを受け入れた上で、覚悟で覆い、前に進む。
その提灯がきれいじゃないはずなんてあるわけないし、
やっぱり僕はその提灯が照らす世界を見てみたい。

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