飛ぶ。咲く。走る。
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どんなのかは思い出せないけど、きっとそんな感じ。

2013年7月16日

出国107日目
8カ国目インドのレーにいます。

バラナシからデリーまで夜行列車で13時間。
デリーからマナリーまで夜行バスで14時間。
マナリーからレーまで夜行ジープで20時間。
バラナシから計47時間の怒濤の連続移動でレーまで。

どこでも寝れる僕にとっては夜行列車も夜行バスも宿代浮いたラッキーくらいの感じねんけど、
夜行ジープを使うマナリーからレーの道程のすごさは噂には聞いていて。

今までの移動で一番きつかったとか、
天国と地獄を同時に見れるみたいな話にわくわくはしてたけど、
これがほんとにすごかった。

まずちゃんとした道路を走ってたのはたぶん半分くらいで、
残りのさらに半分は、まあまあ砂利道ということにしておきましょう、くらいの道で、
あとはどれだけ目を凝らして見てもただの山やったしな。

しかもすぐそこに崖があるような、めっちゃせまい道かどうかもよくわからない道で、
減速もせず対向車とすれ違うっていう、ポジティブにも程があるやろくらいの運転で。

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凹凸具合もすごくて車の上にくくりつけてる荷物が落ちるたびに小休憩みたいな感じで。
ただでさえ酔いやすい山道、でこぼこ道って環境に加えて、午前2時出発の寝不足感、
さらに5000m程度の峠を2つも越えますよって、
そらみんな車酔いやら高山病やらで気持ち悪くもなるし、
そんな中20時間ずっとインド音楽が大音量でガンガン流れてる車内はちょっと狂ってたし、
なんか時計仕掛けのオレンジ的な怖さがあって。

ただなにがあれって、なんていうか、
そんな状況にも関わらず僕めっちゃ寝た。10時間くらい寝た。

これ絶対寝れへんし気持ち悪くなったらどうしようと思った5分後には寝てた。

起きる度に景色変わっててめっちゃ綺麗ですごいなーと思いながらぼーっとしてて、
わーでもこの揺れ続いたら気持ち悪くなるなーと思ったその5分後にはまた寝てた。

どこでも寝れる寝れるとは思ってたけど、いよいよほんまにどこでも寝れるようになった。
初めて自転車の補助輪を外して乗れた時のあの感覚。
が、どんなのかは思い出せないけど、きっとそんな感じ。

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と、いうわけで、元気いっぱいでレーに着きました。

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よし、寝よう。


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