飛ぶ。咲く。走る。
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Category Archives: Laos

【ラオス情報まとめ】安宿とかご飯とか観光とか。

2013年5月15日

出国45日目
4カ国目ラオスのバンビエンにいます。

日記を自分で読み返してあまりにも旅の情報なさすぎることに気づいたので。
今回はラオスの情報を。行ったのはルアンパバーンとバンビエン。
ルアンパバーンのほうが、世界遺産やからか物価は高め。
でもどっちもよかったなー。
ゆっくり過ごしたい人は是非。
僕が行った2013年春は1$=7000KIPくらいでした。

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【ルアンパバーン情報】
スクリーンショット 2013-05-17 3.29.38

安宿
MUENA backpackers (地図A)
オールドブリッジの近く。
ドミトリー30000KIP。
宿の雰囲気よくてよいとこ。

Merry2 Gest House(地図B)
MUENAの1本西の通り。
ツインルームをシェアして30000KIP/1人。

どちらの宿もホットシャワー、wifiあり。

ご飯
サブロー(地図D)
カオソーイ(担々麺のうすいやつ)のお店。12000KIP。
ルアンパバーンのカオソーイのなかでは僕は一番好き。

10000KIPでお皿に盛り放題のお店(地図G)
とかはけっこう財布に優しくて嬉しかったなー。

Utopia(地図H)
お洒落Bar。お座敷からテーブルからバレーボールコートまである。
ビアラオ瓶が15000KIPと高いけど、素敵なところ。
Utopia→ボーリングの流れが欧米人的に間違いないっぽい笑。

あと名前忘れたけどサブローの近くのレストランも美味しかった。(地図C)
fried riceに3000KIPで卵をプラスできてこれがまた美味しい!
パパイヤサラダ美味しいけど、辛すぎるときあるから、苦手な人はnot spicyで注文を。

観光
クアンシーの滝
トゥクトゥクで1時間くらい。1台200000KIPとかやから、
シェアする人数が多いほど安くで行ける。
交渉するときにきちんとむこうで何時間待っててくれるかも含めて交渉した方がよいかな。
がっつり泳いで楽しんで一番奥の滝まで見て、みたいに遊んだら4時間くらいたってた。

プーシーの丘(地図E)
夕日スポット。入場料10000KIP。のぼるのに15分とかかなー。
夜中はFreeではいれる、町の夜景が見渡せるから夜中登山もおすすめ。

托鉢
朝5時30分くらいから、メインストリートで。
早起きできたときに少し見に行こっかな、くらいでよいと思う。笑

その他
ボーリング場が夜中3時までやってるので、Barが閉まる23時30分以降はみんな移動してた。
トゥクトゥクで10分くらいかな?ボーリング代は1ゲーム20000KIP。
ATMがあるのはメインストリートくらい。夜中は使えないから注意。
ナイトマーケット(地図F)あたりのシェイク屋さんは10000KIPだよって言ってくるけど、
5000KIPで買えるよー、とかかな。

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【バンビエン情報】
スクリーンショット 2013-05-17 5.37.10

安宿
チャンタラゲストハウス(地図A)
バンビエンの日本人宿。
シングルで30000KIP、free water、情報ノートあり。

名前忘れたけど川沿いの宿(popularviewGHのとなり、地図B)はトリプルルームをシェアして20000KIP/1人で泊まれた。ご飯屋さんも近くてナイス。
交渉すればどこもシェアで25000KIP/人くらいにはさがったイメージ。

ご飯
サンドイッチおいしい、パンケーキおいしい、シェイクおいしい。
どこで何食べても美味しかったから、自分のお気に入り見つける感覚で適当に入ってOKかな。
体調悪い時は、地図Cらへんのレストランのライススープ(10000KIP)とか下記のラオス風うどんとかがおすすめ。

ラオス風うどん(地図D)
10000KIPでめちゃめちゃ優しい味。おいしい。
家族経営っぽくておばちゃんめっちゃ良い笑顔。おすすめ。

観光
ブルーラグーン
バイクレンタルで町中から2,30分くらいかな?チャリでもいけるけど1時間くらいかかるみたい。
バイクレンタルは場所によって30000-40000KIPくらい。
20000KIPくらいガソリン入れればだいたい1日走り回れる。
シェアするのがナイスかなー。


ブルーラグーンへ行く道の最後の分かれ道を左に曲がってぐんぐん行くと、
右手に学校がみえてきて、その先さらに進むと左手に小川が流れてて、その辺り。
夕日が沈んだくらいから、きらきらと。おすすめ。

ジャングルパーティ
毎週火曜と金曜にやっている自然の中のCLUBみたいな感じ。
町中からFreeのトゥクトゥクがでてる。(地図Fらへんかな)
自然の中やから、蛍も星もめっちゃきれい。
一応26時までやけど、人が集まりだすのは25時くらいからかなー。

その他
サウナ(地図E)が20000KIPで意外としっかりしてるらしい。
あと、ブルーラグーンに行くのに、
有料の橋を通らなくても、その一本北側の無料の橋を渡って無理矢理川をこえれば、
なんなく行けるよーとかそんくらいかな。

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うん、なんか旅のブログっぽいんじゃないかな。
国ごとにこんな感じでまとめて行けたらよいな!

素敵な朝がくる理由。

2013年5月12日

出国42日目
4カ国目ラオスのバンビエンにいます。

ルアンパバーンも小さくてゆるくていい町やったけど、
バンビエンはさらに小さくてさらにゆるい。もうここめっちゃ好き。

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今日は朝からバイクでびゅびゅんとブルーラグーンへ。きれい。
木の上から飛び込んだり、ブランコがあったり、なにこれ楽しい。笑

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午後はそのままバイクでバンビエンのまわりを。
地図もなにもないから、ただただ道っぽいところを走って。

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道がなくなったら、頑張って。笑

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あー日が傾いてきたなと思ったら、夕日をおいかけて西へ西へ。
夕日の沈んだ村で子供と遊んだあとは、夜道をびゅびゅんと。
道の両側にはきらきらと蛍。そのまま蛍と星を見間違える時間をこえて宿へ。
素敵時間すぎる。楽しすぎる。

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ラオスでよく言われているのが
「なにもない」があるところ。
「なにもしない」をするところ。

確かにほんとにその通りで。
町全体に流れる空気感が優しくて、なんていうか
「ゆるされている」雰囲気に包まれていて。

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走ることが、歩くことが、止まることが、ゆるされている。
話すことが、眠ることが、笑うことが、ゆるされている。

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もちろん、ゆるされていない場所なんてないんやろうけど、
いつなにをしても、肯定的につつんでくれる空気感の心地よさに浸かれる、この場所が僕はとても好き。

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最低限の文章があって、その行間をゆっくり楽しむ、そういうところ。
その文章がまた素敵で、なんども読み返したくなる、そういうところ。

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きっと、
「なにもない」そんなところなんてなくて、
「なにもしない」そんな日なんてなくて、
そういう風に感じるのは僕たちがいつも「なにかがないといけない」「なにかしないといけない」を持ち歩いているからじゃないのかな。

ラオスでは、両手に抱えたその荷物をおくことがゆるされていて。
だからここでは、
一日の全ての予定を片付けて眠る前に本を読む時間のような、
落ち着いた時間が流れているんだと思う。

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なるほどどおりで、
素敵な朝がくるわけです。

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花咲かせる春は、これからです。

2013年5月6日

出国36日目
4カ国目ラオスのルアンパバーンにいます。

町があって、夕日がメコン川に沈んで、夜に少し雨が降って、昼はからっと晴れる。
ほんとうにそれだけの素敵な町で、ゆっくり過ごしています。

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ゴールデンウィーク中に祖父の命日を迎えて。あれから2年か。
四国八十八箇所巡り中に愛媛県で連絡を受けたのが、一昨年。
昨年は小笠原諸島で、今年はラオスで。

俺の命日に毎年どこ行っとんねん、ってなってるかなー。
いや、なってないやろなー、目線そらして笑ってる感じやろな。
わかってるとは思うけど、元気でやってますと、言葉にする日。

祖父について一番思いを巡らせたのは、一段落した後の実家から東京への夜行バス。
寝れなくてがむしゃらに書いた日記を、久しぶりに読み返した。

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【花して、ほしい】

花咲く春です。

花は、咲いて、受粉して、実をつけて、種を残す。
虫や鳥を介して受粉するから、虫や鳥がよってきてくれるように、きれいに咲く。
こんな感じで、花は次の花を咲かせるためにきれいに咲くのだと、習った。

じいちゃんが畑をしていて、
きゅうりとか、トマトとか、なすとかの、花が咲いて、たぶんちょうどその時に習ったから
小学校高学年の夏くらいかなー。
あーなるほどなと納得しながら、できるだけ多くの花に水をやろうと、腕をのばして水やりしたなー。

なんにせよ、
周りを寄せ付ける為のきれいさなら、もう、まんまと。
ゴールデンウィークに四国を原付でまわってたんやけど
花が、わーって咲いていると、足も止まる、のくりかえし。

不運なことに花じゃない僕は、
まんまと引き寄せることはできなくて、一人やったわけやけど。

一人でぶらぶらしていると、いろんな考えだとか、感情だとかが、整理される。
原付でざーっと走ってると、ふと、かかえてたもやもやとかが、すっと消えていく。
それは、一人でいろいろ考える時間があるから、と思っててんけど、すこし違って。
考える、というよりは、思い出す、作業にあたるのかなと思った。

あーあの時こんなことしたなーとか、あんな会話したなーとか、こんなこと思ったなーとか、
いろいろなことを思い出しているうちに、いつのまにかいろんなことが腑におちていて。
棚に入れるために荷物をほどく、のではなく、棚を片付けて荷物をいれる、ような感覚。

花を見てまず思い出したのは、はじめに書いた畑の風景。
畑に行くぞの合図の代わりにジョウロで水をやる素振りを見せる、口数の少ないじいちゃんらしい伝え方。

それは病院でも健在で、
元気?の問いに、握りこぶしをつくった腕を曲げる。
またね。の一言に、小指をたてた手を差し出す。

あいかわらずやなーって。
口数が少ない84年の生み出した、伝え方。

次に思い出したのは、
表面に鳥の絵が、裏面に鳥かごの絵が描かれていて、
くるくるとまわすと、鳥が鳥かごに入っているように見えるコイン。

咲いて枯れるとか、
笑って泣くとか、
会って別れるとか。

たぶんそれはコインの裏表みたいなもので。
いろいろなコインの裏側には、鳥かごのような絵が描かれていて、
少し指ではじくだけでくるくるとまわり、かごにはいっているような錯覚を、いつでも作り出す。

それでもやっぱり、
枯れる運命を嘆きながら、咲くのでも、
別れを恐れて、出会いに億劫になるのでもなく、
そのコインの裏面に描かれている対価を、受け入れながら、
咲いて笑って会っていきたいと思った。

ここ何年かじいちゃんに会うたび、
「もーいつ死んでもええなー」
「やーまだまだあかんやろ」
の、やりとり。

いつ死んでもええなーと、あれだけ繰り返してたんやから、まーええんやろーけど。

幸運なことに花じゃない僕は、
祖花の咲くうちに芽をだせた。

くるくるとまわったコインが、ゆるやかな動きをへて、ぱたりと表を向いて倒れたとき、
鳥かごが見えなくなるのを、皮肉だと思うほど、悔しくはなかったけれど。

にしても、きちんと東京から帰ってきてる連休中に、旅立つのは、
強がりで寂しがりのじいちゃんらしさがあふれてて笑えた。

てか、平日でも帰るってば。孫もっと信用しろよなー。

「わざわざ東京からくるほどでもないからこんでええ」って言ってたじいちゃんが、
東京からの往復にいくらかかるのかを妹に聞いて病院の棚に3万円いれてくれてたのも、

病院で僕がいるときには「酒のみたいなー」しか言わへんくせに、
僕が帰ったあとでは「いっけいと酒のみたいなー」って母にもらしていたのも、

知ってたのにな。

根元だけに水をやるのが効率的だとは知っているけど、
時にはあのころみたいに腕を伸ばして届かぬ花にも水を。
そのあとで、伸ばした腕をそっと曲げて、元気ですと空に向けて。
ぎゅっと握りしめた拳の中のコインをポケットに送り込んだあと、
目元をぬぐった小指をまた空に。

じーちゃん、僕はまだまだ死ねへんわ。

意地でも。
花咲かせる春は、これからです。

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あの日も、あの日以降も、後悔ないように思い切り生きる、そういう決断を繰り返して。
それでも、やっぱり、後悔がなくなるわけはなくて。
感じて考えて迷って。歩いて走って止まって。そんな日々。

ただ、前にだけは見続けてるつもり。咲いて笑って会ってるつもり。
友達の言葉をかりるなら「負けても、その負けに負けない」でいるつもり。

だって。
意地でも、花咲かせる春は、これからです。やしな。

惑星間ポジティブバス旅行。

2013年5月2日

出国32日目
4カ国目ラオスのルアンパバーンにいます。

18時にハノイをでたバスは27時間かけてルアンパバーンに。21時着。
いやいや27時間って。
時間めっちゃあるやん。
映画2本見て本1冊よんで8時間寝ても、まだ12時間くらいある。
めっちゃ暇やし、音楽とか聞いてぼーっとして、ぼーっとして音楽聞いて、寝る。
みたいな過ごし方。

これ、例えばやけど、宇宙のどこかの惑星で、地球って星に住む人間のこと調べよう、みたいなことになって、
じゃあとりあえず誰か一人に密着しよう、ってことでランダムに僕が選ばれて、
どうやら地球では24時間を1単位としてるみたいです、みたいな報告からじゃあ24時間密着してこいみたいな感じで、
昨日から今日にかけての24時間が選ばれたら、とんでもないことなると思うねんな。


・・・
・・・・・

「ただいま戻りました。」
「どうだった?密着の結果報告を頼む。」
「24時間彼はバスの中で、映画を見て本を読んで寝ていました。」
「、、その他は?」
「以上が全てです。私も目を疑いましたが、間違いなく映画を見て本を読んで、、」
「もういい。ということは、彼は、その、24時間もの間、特に学ぶでもなく働くでもなく、、」
「はい、寝ていました。」
「人間というのは勤勉であると聞いていたが、今はそういう過ごし方をするものが多いのか。」
「変化、、ですかね。」
「まあいい、他に報告すべきことは?」
「あ、はい。イヤホンをしていたので、何を聞いているのか確かめたのですが、内容としては
”どんなときもどんなときも僕が僕らしくあるために好きなことは好きと言える気持ち抱きしめてたい。どんなときもどんなときも迷い探し続ける日々が答えになること僕は知ってるから。”という意味合いでした。」
「なんだその内容は。最高に素敵じゃあないか。」
「はい、しばらく聞いていたのですが、否定をすることもあるのですが、そのすぐあとに、”~なんて言わないよ絶対”と、二重否定で肯定を強調することもあるくらいに、ポジティブな内容でした」
「ポジティブな内容、か。」
「そうなんです、彼の行動と、その内容があまりにもつながらないのですが。。」
「もしかすると、」
「もしかすると?」
「これは地球上でのトレーニングではないだろうか。バスに若者を乗せ、ポジティブな内容をイヤホンで聞かせ続ける。その結果、ポジティブに洗脳された若者が、ポジティブな地球を作る。」
「なるほど。」
「よし、早速我が惑星でも採用だ。来年度の修学旅行をすべてポジティブバス旅行に変更するように。」
「はい、早速手配します。」

・・・・・
・・・

みたいな感じでどこかの惑星の修学旅行とかなくなってしまったんじゃないかな、とか。
実はその修学旅行は惑星間旅行で、その移動する様子が地球で言うところの流星群で、来年から流星群がなくなったら僕のせいやな、とか。

いや、そんな顔されるとは思ったけど。
こんなことも考えるって、だって27時間もあるねんもん。

他には日常会話で一番使ってないひらがな考えたり(僕の答えは「ぬ」)、
窓から見えるものを好きか嫌いかでわけたり(だいたい好きやった、雨だけ迷ってる)、
27時間ってバスで過ごすには長いなってのを再確認した。
うん、ほんまに長かった。

なにはともあれ、無事ラオスinしました。すごく楽しみなところ。
しばらくここでゆっくり過ごそかなー。