飛ぶ。咲く。走る。
Show MenuHide Menu

Archives

2013年4月
« 3月   5月 »
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

句点で終わり、読点で続ける。

2013年4月29日   

出国29日目
3カ国目ベトナムのホイアンにいます。

古都ホイアンは海あり川あり風情ありの素敵ポインツ。

IMG_6388

IMG_6014

IMG_6064

IMG_6157

なにより提灯ブランディングがしっくりきすぎててすごい。きれい。
カメラ片手にパシャパシャとはしゃぐくらいにきれい。

IMG_6325

IMG_6338

IMG_6250

IMG_6278

提灯って、もともとろうそくで明かりを確保していた時代に、
「あ、めっちゃいいこと思いついた!
このろうそくの周りを紙で覆ったら、風で消えへんくてナイスじゃない?
上下さえあけておけば酸素不足で火が消えへんし!わーすごいすごい!!」
みたいな感じでできた文化みたいで。

だから、中に電球をいれて使ってる今の提灯に、
当時のような、めっちゃいいこと思いついた感は、あまりなくて。
もちろんきれいやし、見た目的な違いはあまりないんやけど。

結果的にきれいに見えた、昔の提灯と比べて、
きれいであることを狙ってつくられている、今の提灯は、
プラネタリウムに星を見に行く時みたいな違和感があって。
確かにそれはそれで素敵で今回もパシャパシャとはしゃいで写真も撮ったわけやけど。笑

IMG_6348

曇っていて星が見えないかもしれない。
風でろうそくが消えてしまうかもしれない。
そういう危うさのようなもののもつ魅力って、やっぱり僕はあると思う。

僕らにとって明日は平等に不確定で、確信をもって歩ける道ばかりじゃなくて。
だから、時にはろうそくの炎のように決意が揺らぐ日もあるけれど。

それでも怯えず、前に歩いて行く人がが魅力的なのは、
「ろうそくが消えてしまうかもしれない、それでも」
と危うさの先に読点で続ける意志があるからなんじゃないかな。

思いを灯す。
危うさを受け入れた上で、覚悟で覆い、前に進む。
その提灯がきれいじゃないはずなんてあるわけないし、
やっぱり僕はその提灯が照らす世界を見てみたい。

IMG_6260

キリンが2階にいるような日々を。

2013年4月26日   

出国26日目
3カ国目ベトナムのダラットにいます。

ベトナムの避暑地というだけあって、すずしい。
を通り越して、寒い。
昨日まで半袖短パンで汗かいてたのに、ダウン着ても寒いってなにこれ。

これはあれやな、今が貴重な時間やから今を楽しまないとと勘違いさせる、もうすぐ卒業式作戦の出番やな。
と、いうわけで、寒い寒いと喜ぶことに。わーい。

さてさて今日もまたバイクをシェアして、ダラットをふらふらと。
(ここで「だらっと」とういう動詞を選ぶ強さが、まだ僕にはない。笑)

ダラットは小さな町でだいたいバイクで30分もあればどこにでも行けますよっと。
入り口から滝までジェットコースターみたいな乗り物で行けるダタンラ滝とか。

IMG_5874

IMG_5886

滝の裏側にまわりこめるプレン滝とか。

IMG_5913

でも、一番楽しかったのはここ。

IMG_5868

Crazy House!
ベトナムの元首相の娘で建築家であるハンナさんが、
「とにかく奇想天外なデザインのものを建ててみたい」と1990年に建てた家。
らしくて。実際に宿泊も可能。みたいねんけど。

IMG_5852

いや、ここがほんとに楽しい。

迷路のような廊下を歩けば気づけば屋上を歩いてるとか、なにここ。笑

IMG_5830

部屋の中はこんな感じ。なんで鷹おんねん。笑

IMG_5803

かわった模様の柱やなーと思って階段をあがれば、キリンやったり。

IMG_5837

庭には蔦で作った蜘蛛の巣に花が咲いていたり。

IMG_5858

ほんとに楽しい家。
住み心地がどうとか、その機能性とか、そういうところじゃなくて、
ただただcrazyでhappyな家!

住みたい!!
きっと設計図を書いてる時も、建設に立ち会ってる時も、わくわくしてたんやろなー。

こういう意味のない意味、みたいなのに僕はすごく惹かれる。
キリンが2階にいて得する人おらんけど、でもなんかいいなーってなる、この感じ。
そのものが本来持つ意味には影響は与えないような、仕掛け。こだわり。
きっとそこには、なにを言われようがここで突き抜ける、みたいな覚悟があるからかっこいいんやろなー。

川を流れる小石のように、僕らはまるくまるくなれる環境にはいて。
だいたいこうすればいい、みたいな模範解答は持ち合わせていて。
だからこそ、そういう仕掛けに、こだわりに、僕は憧れるんです。
鷹を、キリンを、蜘蛛の巣を、覚悟を背景に描きたいなと思うんです。

生きたい!!
そう思えるような日々の、設計図をかいて、材料を集めて、作り上げる。
うん、わくわくしかしーひんよなー。

スイミー的バイク、ホーチミン。

2013年4月24日   

出国24日目
3カ国目ベトナムのホーチミンにいます。

ベトナムの原付事情はなかなかすごくて、
なかでもホーチミンはほんとうにすごいよ、との話を聞いて。

ほんとうにすごいってことは、
わくわくどきどきしかしないってことやし、
もうそんなん体験するしかないでしょう、ってことで。

体験してきました。原付といえばの、この僕が。

四国八十八ヶ所巡りを原付で行ったものの、あと二十三カ所残っている、この僕が。

京都から黒部ダムまで原付で行こうとしたものの、
一日中走り続けて全行程の半分くらいしか進んでないことに気づいて、
折れた心を下呂温泉で癒して引き返した、この僕が。

人生2回目の競馬で7万馬券を当てて、うきうき原付で帰ってる途中にトラックにはねられて、
1日のうちに万馬券にもトラックにもあたるってなにこれ、万馬券換算したら何万馬券になんねん、
と思いながら病院に運ばれた、この僕が。

と、いうわけで、レンタルバイク(7$/day)でホーチミン周辺をまわることに。

これが、ほんとにすごかった。
ひとことで言うなら、縦横無尽。

IMG_5674

IMG_5688

いやいやいや、って何回言ったかわからへん。
一方通行逆走、信号無視、車線無視。
日本やったら10分もあれば全員免停なるくらいの。

そしてなんといってもその無秩序車両の多さが尋常じゃない。

信号待ちの前から、どん。

IMG_5683

横から、どん。

IMG_5703

駐車場、どん。

IMG_5612

なんか途中からバイクがいっぱい走ってるっていうより、
ひとつの大きなバイクが走ってるようにしか見えへんたしな。
スイミー的な。

そんななか普通にバスも車も自転車もおばあちゃんもいて。

IMG_5579

でもなんだかんだで1回も事故は見てないし、これでよし、ってなってる感はすごいあるし。
ある程度、成立してるんやとしたらすごいなー。
リハーサルしてた?みたいなすれ違いとか何回もあったし。
日体大の行進が、各交差点で行われてるイメージ。

なんていうか。
みんなの自分勝手さを持ち寄って、みんなの優しさで割ったら、
きれいに割り切れました。みたいな。
すごくすごくすごく、よく解釈すればそんな感じ。

IMG_5743

やーほんとすごかった。
こんなに運転でどきどきしたん久しぶり笑。楽しかった。

IMG_5723

ホーチミンも満喫できたところで、今日の夜行バスでダラットへ。
ベトナムはいって1週間。おいしいしたのしい、いいとこ。
来週あたりにラオスにぬけて、その後はミャンマーかな。わくわく。

世界であって、世界でなくて。

2013年4月22日   

出国22日目
3カ国目ベトナムのホーチミンにいます。

メコン川を渡ったところにある片田舎のチャウドック、
水上マーケットで有名なカントーを経て、
大都会ホーチミンまで来ました。

ホーチミンに来た目的のひとつがカメラのクリーニング。
カンボジアの途中くらいで一眼レフのレンズにほこりが入ってしまって、
何を撮っても画面の中央にほこりが映り込んでしまう悲しい状況で、
あまり写真も撮れてなかってんけど。

ホーチミンにはcanonのカスタマーセンターがあるとのこと。さすが都会。嬉しい。
30万ドン(15$くらい)でクリーニング可能ですと。さすが都会。嬉しい。
明日には渡せますよと。さすが都会。嬉しい。

これでばっちりと一安心したところで、
明日はバイクの町ホーチミンで、バイクレンタルわくわく!

ほこりの入ったレンズで写真をとっているとき、思い出したのは狗飼恭子さんの文章。

 「どこへ行くんだ?」
 「南へ。ねえ、南には何があると思う?」
 「知らんよ。第一俺が知っていたとしても、俺が見たものとこれからお前が見るものが同じとは限らない」 
 「どうして?」
 「俺の目とお前の目は同じじゃない」

レンズ越しの世界は、世界であって世界でなくて。
それぞれのレンズを通して僕たちは世界を見てきたし、見ているし、これからも見ていく。
それがいいとかわるいとかのはなしではなくて、ただ、そうであるということ。

それぞれが生きてきた分だけ、見てきた分だけ、感じてきた分だけ、そのレンズは他の人のそれとは違う。
そして、そのなかではいりこんだ「ほこり」が「誇り」であると胸はれるようなものなら、
とても素敵だと思し、そういう世界を見たいな、僕は。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

右から欠けて、右から満ちる。

2013年4月18日   

出国18日目
3カ国目ベトナムのチャウドックにいます。

プノンペンからホーチミンへは、バスでびゅびゅんと。
なんて思ってたんやけど。
どうやらボートで国境越えれるみたいやでって、わくわくした顔で教えてもらって。
いや、そんなんわくわくするに決まってるしな。

というわけで、午前8時に出発し、メコン川をくだるくだる。

ばいばい、カンボジア。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

はろー、ベトナム。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

このボートがほんとによかった。
空も両岸も風もほんと気持ちよい。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

出入国を完了し、6時間くらい川をくだって、着いたのはチャウドックという小さな町。
右も左もわからないのでとりあえず、前へ。
その前に、おなかも減ったので屋台へ。

「これいくら?」
「2万ドンだよ。」
「なるほどなるほど2万ドンかー、、、って2万ドンっていくら?!笑」
「2万ドンは2万ドンだよ。」

数字めっちゃでかい!
ってかドンって、なにそのめっちゃ強そうな単位!!
なにこの新ステージ!!!

みたいな右往左往の国境あるある。
なんにせよ、おなかがいっぱいになったので宿探し。
はじめての町でノーヒントの宿探しはやっぱり大変。
結局ツインで16万ドンを友達とシェアすることに。

そのあとはゆるりとチャウドックをぶらぶら。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

こじんまりとしながらも、マーケットも川もあって、心地よい町。
大きな建物がないから夕日が町中を照らすのがいい。

贅沢が何かはわからないけど、
夕日の中をぶらぶら歩いて、陽が落ちたあとは街角の交差点でお茶しながら、
あー昨日より月が大きくなってるなー、みたいなことをぼんやり思うこの時間は、
きっとそれにあたると思うなー。

シェムリアップリュックを、さかさまにする感覚で。

2013年4月16日   

出国16日目
2カ国目カンボジアのシェムリアップにいます。

なんだかんだでシェムリアップも9日目。
朝と昼と夜が楽しくて、人も町も風景も素敵で、まとめきれていなかったことをどどんと。
リュックをさかさまにして、荷物を全部出す感覚で。

・Beng Mealea行ったよ。
シェムリアップからトゥクトゥクで2時間くらいはなれた郊外。
門からはいればまずはモンシロチョウ。
なにこの天国演出。
なんて思っているとどどんと遺跡。

IMG_4935

この遺跡のすごいのは、まずその風景。
密林が遺跡を覆い、物語にでてきそうな風景。
だけじゃなく、驚いたのは歩行可能範囲。
遺跡を下から、中から見れるのはわかるけど、ここは遺跡の上からもみれる。
どこを登ってもいいし、どこからまわってもいい。
どうせ好きになるなら全部見てから好きと言ってほしいんです。的なまっすぐな視線がすごい。
そんなに大きな遺跡じゃないけど、僕はすごく好き。

IMG_4977

IMG_5015

IMG_4974

IMG_5031

・Preah Vihear行ったよ。
こっちはもっと遠くて車で3-4時間くらい。
タイとの国境にあって2008年に世界遺産に登録された素敵なところ。

IMG_5387

遺跡もきれいやけど、ここは景色がすごい。
絶壁からみわたせる地平線を見た時のどきどきと、
その崖っぷちにたった時のぞくぞくで、
全身が震える感じがたまらなくよかった。

プレアヴィフィア

IMG_5489

・年越ししたよ。
カンボジアは4/14の深夜2時くらいが年越し。
各家庭に星のオブジェが飾られていて、
その時間になるとその星に女神様が降りてくるって言い伝えみたい。
シャレすぎてるよなー。
門松に女神は、、、降りてくる気しーひん。笑

star

年越しはPub Streetで飲んで、アンコールワットへ。
ライトアップされてるバイヨンを見て、そのあと部屋でさらに乾杯。
やっぱりこういうお祭りは楽しくて好き。

pub

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

・Phnom Kulen行ったよ。
カンボジア人の友人に誘われて、正月Party@Phnom Kulen。
前日5時過ぎまで飲んで、少し寝て、7時出発。
お正月やしちょっと無理しても大丈夫理論を唱える僕が、
いやいや日本人にとってはただの4月やけど、と反論しそうになるもうひとりの僕の口を押さえながら出発。
したけど、到着と同時に、もうそんなことどうでもいいくらいのわくわく。
晴れてて、滝で、これからBBQで、今日は正月って、なにこのかけ算。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

BBQして滝に入ってビール。西バライに行って湖に入ってビール。
もうそんなん、楽しくないわけないよなー。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

他にもNight Market行ったり、自転車でトンレサップ湖行ったり、
前の日記にも書いたけど、孤児院で紙芝居を見たり、水上生活者の村に行ったり。
アンコールワットはもちろんすごかったけど、それだけじゃない。

ほんとに楽しいところ、シェムリアップ。
書いてるだけでいろいろ思い出して、笑顔になるとかなにこれ。
ほんとはまだまだ滞在したいけれど、そろそろ。
リュックをもいちど背負っていこかな。

というわけで、今日の夜行バスでプノンペンへ行きます。
そのあとベトナム、ラオス。
うん、ほんとにわくわくが続くなー。

カンボジアで、紙芝居を。

2013年4月12日   

出国12日目
2カ国目カンボジアのシェムリアップにいます。

宿の友達がカンボジア孤児院の子供たちに紙芝居を見せにゆく。
なんて素敵なことをするというので、一緒に着いて行くことに。

IMG_5121

IMG_5118

IMG_5160

ほんとに行ってよかった。

美しい唇である為には、美しい言葉を使いなさい。
美しい瞳である為には、他人の美点を探しなさい。

こっちの子供と話していて思い出したオードリーヘップバーンの言葉。
子供たちがどんな言葉を使っていて、何を見てるかはわからないけど、
声が、瞳が、すごい素敵で驚いた。

シャイな子、よく話す子、ウクレレに興味を示す子、
いろんな子がいたけど、みんなほんとに視線に力があって。

IMG_5158

例えばバレーボールをしていても、
ひとつのバレーボールを追う、視線が交わるときに出来上がる空気が素敵で、
その空間に、各々がこれまで見てきた物語を、持ち寄る。そんな感覚。

IMG_5148

そこで持ち寄られる青空の絵も、
川辺を自転車で駆け上がる絵も、僕は持っていなくて。
そこに持ち寄られる絵の中に、自分の物語を重ねる。どきどき。

IMG_5246

学校、トンレサップ湖、遺跡。
それぞれの場所が、そこで見る風景が、出来上がる物語が、
ほんとに素敵な一日やったな。

IMG_5266

IMG_5196

IMG_5256

IMG_5209

うん、ほんと。
紙芝居にしたいくらいに。

IMG_5172

隠れていた、という魅力。

2013年4月10日   

出国10日目
2カ国目カンボジアのシェムリアップにいます。

シャムリアップよいとこ。
停電したり、暑すぎたりもするけど、空気の流れがすごい落ち着く。
今日は昨晩に出会った友達とアンコールワットをどどどんと楽しもうの日。

朝5時に宿を出発し、まずは朝日を、どん。アンコールワットから、どどん。

IMG_4512
目の覚めるような、とまではいかないまでも、やっぱりどきどきする光景。よい。

その後は、バイヨン。
バイヨンはアンコールトムの中心にあって12世紀末に建設された、
古代インドの神々の住む聖域を具現化した場所で、観世王菩薩のモチーフで有名なところ。
すごいよい。

IMG_4571

次は、バプーオン。
200mにも及ぶ空中参道は渡っても、上から見ても、気持ちのいい場所。
カンボジア王妃が自分の子供を隠した場所として言い伝えがあるみたいやけど、
全然隠れてない。笑

IMG_4625
その後、王宮を見た後、タ・ケウ、タ・プロームへ。
タ・ケウはピラミッド型の寺院で、急階段がすごい。
タ・プロームは、自然の力を明らかにするために樹木の除去などが行われておらず、
自然と遺跡の融合が違和感を感じさせながらも納得感を抱かせる場所。
アンコールワットの中では僕は一番好きかなー。どん。

IMG_4703

昼ご飯はカンボジア料理のアモック。
ココナッツ風味でおいし。
IMG_4753

なんだかんだ朝からずっと歩いていたのゆっくり休んだ後、
そのままアンコールワットをゆっくり見学して、夕方くらいに帰宿。

IMG_4811

IMG_4794

IMG_4592

IMG_4781

 

アンコールワット、やっぱりすごかったなー。

こんだけの魅力を持ちながら、
150年前まで密林の中に埋もれてたとか。
なにそのモテそうな経歴。
ずるい。

隠れてた、って、見つかってはじめて言えることで
なんかそういう、見つからないかもしれない魅力って、
見つからなくてもいいやっていう大人びた背伸びと、
でもやっぱり誰かに見つけてもらいたいとちらちらを後ろを振り返る幼さの両方があって、
僕はすごく惹かれる。

素敵やった。
あー、ずるい。笑

国境の町は春の匂いがするから好き。

2013年4月8日   

出国8日目
2カ国目カンボジアのシェムリアップにいます。

バンコクでゆったり、
Weekend marketとかパワースポットとかをめぐりながら。
IMG_4330

IMG_4383

IMG_4232

IMG_4233

ふと、国営の直通バスが2013年から走っているなんて噂を聞いて。

バンコクの北バスターミナル 9時発 シェムリアップまで 750バーツ。
少し高めやけど、タイカンボジア間の国営の直通バスってのにも興味もあって乗ってみることに。

ということで、朝8時にバスターミナルの窓口へ。
1時間前なら余裕で購入可能みたい。
定刻通りに出発し、12時頃に国境の町ポイペト着。

カンボジアビザをまだもっていない僕を含めた何人かはここでバスを降りて申請してね、とのこと。
ほんとはアライバルで800バーツで申請可能みたいやけど、
結構混んでそうなのと、申請代行ビザ料金が1000バーツと許容範囲だったのでそのまま申請。

このへんの感覚は個人によって違うんやろうけど、
正しい正しくない、高い安い、っていう基準ではなくて、
納得できるできない、っていう自分が妥当だと思えるラインを満たしているかどうかの判断基準は大切やと思う。

その後10分くらい走ったところで、出国審査、入国審査をすませて、
18時頃にシェムリアップin。
暗くなる前に宿も探せるし、バス自体もエアコン付きで快適な国境越えでした。

1週間くらいはこのへんでゆっくりかなー。
ソンクラーン(水掛け祭り)にバンコクに戻るかどうかは迷うなー。

IMG_4412

IMG_4422

 

織れないけれど、編めるなら。

2013年4月4日   

出国4日目
タイのバンコクにいます。

画用紙を切って、色鉛筆を取り出す、手紙を書く。
バックパックをひっくり返して、なにかお礼になりそうなものを探す。

この3日間、なんと実は、
バンコクで働いている先輩の家に宿泊させてもらうだけでなく、
ご飯もお酒もまるっとご馳走になっていて。
感謝しかないというか、
僕が鶴ならすぐにでも羽をつかって衣を織ってたやろうし、
僕が亀ならすぐにでも竜宮城に向かいだしてたと思う。
それくらい感謝している、いや、ど感謝しているのが今。

先輩と仲良くなった、そのはじまりは震災ボランティア。
現地で同じ車に乗ったのが、そもそものきっかけで。
つながる縁はつながるもので、その後もいろいろと遊んでいただいて。
まさか、あの時は、世界一周のスタートでこんなに背中を押して頂けるとは思ってもなくて。

こういう、どうなっていくかわからない縁の始まりは、きっと、どこにでもころがっていて。
そういうひとつひとつのはじまりを、丁寧に編んでいけるような、余裕はきちんと持っていたいな。

原田さん、ほんとうにありがとうございました!

素敵部屋からの素敵夜景がこちら。
よいとこ!
IMG_4205