Category Archives: Cambodia
シェムリアップリュックを、さかさまにする感覚で。
出国16日目
2カ国目カンボジアのシェムリアップにいます。
なんだかんだでシェムリアップも9日目。
朝と昼と夜が楽しくて、人も町も風景も素敵で、まとめきれていなかったことをどどんと。
リュックをさかさまにして、荷物を全部出す感覚で。
・Beng Mealea行ったよ。
シェムリアップからトゥクトゥクで2時間くらいはなれた郊外。
門からはいればまずはモンシロチョウ。
なにこの天国演出。
なんて思っているとどどんと遺跡。
この遺跡のすごいのは、まずその風景。
密林が遺跡を覆い、物語にでてきそうな風景。
だけじゃなく、驚いたのは歩行可能範囲。
遺跡を下から、中から見れるのはわかるけど、ここは遺跡の上からもみれる。
どこを登ってもいいし、どこからまわってもいい。
どうせ好きになるなら全部見てから好きと言ってほしいんです。的なまっすぐな視線がすごい。
そんなに大きな遺跡じゃないけど、僕はすごく好き。
・Preah Vihear行ったよ。
こっちはもっと遠くて車で3-4時間くらい。
タイとの国境にあって2008年に世界遺産に登録された素敵なところ。
遺跡もきれいやけど、ここは景色がすごい。
絶壁からみわたせる地平線を見た時のどきどきと、
その崖っぷちにたった時のぞくぞくで、
全身が震える感じがたまらなくよかった。
・年越ししたよ。
カンボジアは4/14の深夜2時くらいが年越し。
各家庭に星のオブジェが飾られていて、
その時間になるとその星に女神様が降りてくるって言い伝えみたい。
シャレすぎてるよなー。
門松に女神は、、、降りてくる気しーひん。笑
年越しはPub Streetで飲んで、アンコールワットへ。
ライトアップされてるバイヨンを見て、そのあと部屋でさらに乾杯。
やっぱりこういうお祭りは楽しくて好き。
・Phnom Kulen行ったよ。
カンボジア人の友人に誘われて、正月Party@Phnom Kulen。
前日5時過ぎまで飲んで、少し寝て、7時出発。
お正月やしちょっと無理しても大丈夫理論を唱える僕が、
いやいや日本人にとってはただの4月やけど、と反論しそうになるもうひとりの僕の口を押さえながら出発。
したけど、到着と同時に、もうそんなことどうでもいいくらいのわくわく。
晴れてて、滝で、これからBBQで、今日は正月って、なにこのかけ算。
BBQして滝に入ってビール。西バライに行って湖に入ってビール。
もうそんなん、楽しくないわけないよなー。
他にもNight Market行ったり、自転車でトンレサップ湖行ったり、
前の日記にも書いたけど、孤児院で紙芝居を見たり、水上生活者の村に行ったり。
アンコールワットはもちろんすごかったけど、それだけじゃない。
ほんとに楽しいところ、シェムリアップ。
書いてるだけでいろいろ思い出して、笑顔になるとかなにこれ。
ほんとはまだまだ滞在したいけれど、そろそろ。
リュックをもいちど背負っていこかな。
というわけで、今日の夜行バスでプノンペンへ行きます。
そのあとベトナム、ラオス。
うん、ほんとにわくわくが続くなー。
カンボジアで、紙芝居を。
出国12日目
2カ国目カンボジアのシェムリアップにいます。
宿の友達がカンボジア孤児院の子供たちに紙芝居を見せにゆく。
なんて素敵なことをするというので、一緒に着いて行くことに。
ほんとに行ってよかった。
美しい唇である為には、美しい言葉を使いなさい。
美しい瞳である為には、他人の美点を探しなさい。
こっちの子供と話していて思い出したオードリーヘップバーンの言葉。
子供たちがどんな言葉を使っていて、何を見てるかはわからないけど、
声が、瞳が、すごい素敵で驚いた。
シャイな子、よく話す子、ウクレレに興味を示す子、
いろんな子がいたけど、みんなほんとに視線に力があって。
例えばバレーボールをしていても、
ひとつのバレーボールを追う、視線が交わるときに出来上がる空気が素敵で、
その空間に、各々がこれまで見てきた物語を、持ち寄る。そんな感覚。
そこで持ち寄られる青空の絵も、
川辺を自転車で駆け上がる絵も、僕は持っていなくて。
そこに持ち寄られる絵の中に、自分の物語を重ねる。どきどき。
学校、トンレサップ湖、遺跡。
それぞれの場所が、そこで見る風景が、出来上がる物語が、
ほんとに素敵な一日やったな。
うん、ほんと。
紙芝居にしたいくらいに。
隠れていた、という魅力。
出国10日目
2カ国目カンボジアのシェムリアップにいます。
シャムリアップよいとこ。
停電したり、暑すぎたりもするけど、空気の流れがすごい落ち着く。
今日は昨晩に出会った友達とアンコールワットをどどどんと楽しもうの日。
朝5時に宿を出発し、まずは朝日を、どん。アンコールワットから、どどん。
目の覚めるような、とまではいかないまでも、やっぱりどきどきする光景。よい。
その後は、バイヨン。
バイヨンはアンコールトムの中心にあって12世紀末に建設された、
古代インドの神々の住む聖域を具現化した場所で、観世王菩薩のモチーフで有名なところ。
すごいよい。
次は、バプーオン。
200mにも及ぶ空中参道は渡っても、上から見ても、気持ちのいい場所。
カンボジア王妃が自分の子供を隠した場所として言い伝えがあるみたいやけど、
全然隠れてない。笑
その後、王宮を見た後、タ・ケウ、タ・プロームへ。
タ・ケウはピラミッド型の寺院で、急階段がすごい。
タ・プロームは、自然の力を明らかにするために樹木の除去などが行われておらず、
自然と遺跡の融合が違和感を感じさせながらも納得感を抱かせる場所。
アンコールワットの中では僕は一番好きかなー。どん。
昼ご飯はカンボジア料理のアモック。
ココナッツ風味でおいし。
なんだかんだ朝からずっと歩いていたのゆっくり休んだ後、
そのままアンコールワットをゆっくり見学して、夕方くらいに帰宿。
アンコールワット、やっぱりすごかったなー。
こんだけの魅力を持ちながら、
150年前まで密林の中に埋もれてたとか。
なにそのモテそうな経歴。
ずるい。
隠れてた、って、見つかってはじめて言えることで
なんかそういう、見つからないかもしれない魅力って、
見つからなくてもいいやっていう大人びた背伸びと、
でもやっぱり誰かに見つけてもらいたいとちらちらを後ろを振り返る幼さの両方があって、
僕はすごく惹かれる。
素敵やった。
あー、ずるい。笑
国境の町は春の匂いがするから好き。
出国8日目
2カ国目カンボジアのシェムリアップにいます。
バンコクでゆったり、
Weekend marketとかパワースポットとかをめぐりながら。
ふと、国営の直通バスが2013年から走っているなんて噂を聞いて。
バンコクの北バスターミナル 9時発 シェムリアップまで 750バーツ。
少し高めやけど、タイカンボジア間の国営の直通バスってのにも興味もあって乗ってみることに。
ということで、朝8時にバスターミナルの窓口へ。
1時間前なら余裕で購入可能みたい。
定刻通りに出発し、12時頃に国境の町ポイペト着。
カンボジアビザをまだもっていない僕を含めた何人かはここでバスを降りて申請してね、とのこと。
ほんとはアライバルで800バーツで申請可能みたいやけど、
結構混んでそうなのと、申請代行ビザ料金が1000バーツと許容範囲だったのでそのまま申請。
このへんの感覚は個人によって違うんやろうけど、
正しい正しくない、高い安い、っていう基準ではなくて、
納得できるできない、っていう自分が妥当だと思えるラインを満たしているかどうかの判断基準は大切やと思う。
その後10分くらい走ったところで、出国審査、入国審査をすませて、
18時頃にシェムリアップin。
暗くなる前に宿も探せるし、バス自体もエアコン付きで快適な国境越えでした。
1週間くらいはこのへんでゆっくりかなー。
ソンクラーン(水掛け祭り)にバンコクに戻るかどうかは迷うなー。