期末テストの1日目が終わった時みたいな。
出国124日目
9カ国目ヨルダンのアンマンにいます。
インドの最後はばたばたで。
デリーについてPCがないことに気づく絶望や
念のため前の町のレストランに電話で確認してみる挑戦や
なんとそのまま置いてあるという奇跡や
でも片道10時間の道のり往復すると飛行機に間に合わないという葛藤や
デリーまでなんとか届けてくれないですかというダメ元の依頼や
飛行機の時間ギリギリになんとか持ってきてもらえた幸運や
そんな二文字が行ったり来たり、右往左往でどっきどきのインド最終日。
いろいろよかった、ほんまによかった、ただただ感謝。
で、深夜の飛行機でびゅびゅんと中東のヨルダンへ。
ヨルダンは正式名称ヨルダン・ハシェミット王国で国土の80%は砂漠地帯に属するイスラムの国。
死海とかペトラ遺跡で有名なところ。
快晴、気持ちいい。
とりあえずおなか減ったなー、町ぶらぶらしながら何か食べよー。
と、思ったら。
全然何も売ってなくて、あれって思ったくらいで、思い出すラマダン。
ヨルダンのアンマンでラマダン。
しりとり何回終わらすねんくらいの感じやし、おなか減ったしで、さんざんやけど、
でもまあしょうがないから、そのまま町をぶらぶら。
ラマダンがこんなにしっかり守られてるところははじめてかも。
ひとつひとつの家がレゴみたいで、いい。
そのまま丘を登るとアンマン城跡。ここがまた素敵で。
涼しくて柔らかい風と、アンマン市内を見渡せる展望と。
ラマダン中ということで人もほとんどいなくて。そのまま夕日まで。
夕日が沈んだということは。
ということで、町へもどって、ごはん。美味しい。
みんな美味しそうで、楽しい。ラマダン明けのこの時間すごくいい。
みんなが美味しそうにご飯を食べてる感じとか、
お腹いっぱいになって力が有り余ってわいわい騒いでる感じとか、
でもきっとまた明日もお腹減るんやろなーってみんな頭の片隅にはある感じとか。
期末テストの1日目が終わった時みたいな、
みんなが席を行ったり来たりして今日のこととか明日のこととかを話す、
安堵と焦りが共存するよな、そんな時間。すごくいい。
その安堵と焦りの間で、まーとりあえずと、
明日の朝ご飯にパンとツナ缶を買って帰りながら、ふと思うのは。
いや、しりとり何回終わらすねん。